農業法人を新たに作るのか、既存の法人に農業を組み込むのか、悩まれる方は多いです。結論は、新たに作る方が事業の拡張性の点で良いと思います。

農業の世界には、普通の農家（農業法人）以外に、認定農業者と認定新規就農者がいます。個人で法人でも、この認定は条件を満たせばもらえます。

もちろん、メリットやデメリットがあります。ここも結論をお伝えすると、新規法人を設立し、農地確保したあと、認定農業者になるのがベターな選択かと思います。認定農業者になると、年利0.5％で最大10億円の融資を受けることも可能ですが、認定が無いとプロパー融資で審査が通る方以外は無理かと思います。

ほかにも税制優遇や補助金もあるので、法人＋認定農業者は必ず検討をしておかれるべき点です。

ここまでが前提です。

基本的には、中間管理機構や農協に相談すれば農地を借りることは可能です。農地を購入または借りた会社が農業法人です。農地を購入するためには条件があるので、地域性もありますが最初は借りるところから始めるのがスムーズです。

農地さえ手に入れば、もう参入障壁はほぼありません。